就労支援施設の中には、障害を持つ方々に働く機会を提供するだけでなく、レクリエーション活動を通じて心身リフレッシュの機会を提供している事業所が多くあります。
そこで今回は、就労支援施設で行われているレクリエーションの魅力と効果について、詳しく解説します。
各事業所の事例もあわせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
就労支援施設によるレクリエーションの魅力&効果
就労支援施設で行われるレクリエーション活動では、仕事や生活に役立つスキルはもちろん、次のような社会生活に役立つ能力を身につけることもできます。
■心身のリフレッシュ効果
■コミュニケーション能力の向上効果
■自己肯定感の向上効果
それぞれについて、簡単に解説していきます。
心身のリフレッシュ効果
レクリエーションには、心身のリフレッシュ効果とストレス解消の効果が期待できます。
これはストレッチ、運動、ゲームなどのアクティビティにより、ストレスを解消させるためのホルモンが分泌されるためです。
さらに脳トレやクイズといった頭を使うようなゲームであれば、脳の機能を高める効果も見込めます。
レクリエーション活動は、このように心身の健康維持に大変役立つ取り組みと言えます。
コミュニケーション能力の向上効果
レクリエーションでは、スタッフや他の利用者さんと交流する機会があるため、自然とコミュニケーション能力が鍛えられます。
とくにグループ活動などの複数人で取り組むレクリエーションの場合、問題解決能力の向上や協調性を身につける練習にもなります。
レクリエーションは、将来的に人間関係の構築スキルにもつながっていくものなので、利用者さんにとって非常に重要なイベントです。
自己肯定感の向上効果
レクリエーション活動を通じて成功体験を積みあげると、自己評価が上がり自信がつきます。
そして、こうした自己肯定感の向上は、より積極的に仕事に取り組もうというやる気を起こす材料にもなります。
またレクリエーションを通じて他の利用者さんと一緒に達成感を味わえれば、自分の存在価値を感じられる大きなきっかけになるかもしれません。
事業所が提供するレクリエーション事例
事業所によって、提供しているレクリエーション内容はさまざまです。
スポーツ、ゲーム、クイズ、創作活動などを行っている事業所もあります。
また事業所によっては、レクリエーションプログラムの見学や体験を受け付けているところもあります。
プログラムに興味があれば参加してみるのも楽しいでしょう。
ここでは、事業所のレクリエーション事例をご紹介します。
スポーツとフィットネスを通じた健康増進
運動には、心身の調子を整えたりストレスを軽減したりする効果があると言われています。
こうした理由から、運動を目的としたレクリエーションを実施している事業所は数多くあります。
定期的にスポーツやフィットネスに取り組んで、健康維持に努めてみるのもおススメです。
クイズやゲームで脳を鍛える
クイズやゲームには、楽しみながら知識や記憶力を高める効果があります。
とくに脳トレでは瞬発力や集中力が鍛えられ、クイズでは幅広い知識を身につけられます。
これらは仕事にも直結する能力のため、積極的に取り入れる事業所が多いレクリエーションです。
ぜひ日常生活でも、クイズやゲームに挑戦してみてください。
創作活動で表現力を養う
創作活動は、表現力を養うのに効果的な手段の一つです。
手芸、工芸、音楽などさまざまな分野があるので、自分の得意なスキルを見つけやすいのが利点になります。
作業に創造性が必要な事業所以外でも、利用者さんの新たなスキルを見つけるために、創作活動を実施している事業所は少なくありません。
創作活動により身につけた創造性は、仕事や日常生活などさまざまな場面で活用できます。
ビーハッピーのレクリエーション紹介
ビーハッピーでは、お盆前の8月10日にレクリエーションを開催しました。
昼食は皆さんで幕の内弁当を食べて、レクリエーションは午後からスタート。
当日の様子と、参加した利用者さんのコメントをご紹介します!
ビーハッピーに来て、初めてレクリエーションに参加できてよかったです。昼食もとってもおいしかったです!!
今日はレクリエーションをやってみて、とても楽しかったです。次はカラオケに行きたいです。またレクリエーションをやってみたいと思いました。
レクリエーションはインスピレーションゲームみたいで、久しぶりにいつもと違う頭の回路を使いました。いろんな意見があって、今後の参考になりました。和気あいあいとした時間を過ごせました。ありがとうございました。
皆さん楽しんでくれたようで、本当によかったです!
まとめ:レクリエーションを通じて、より充実した生活を。
就労支援事業所が実施しているレクリエーションは、楽しいだけでなく利用者の方が充実した生活を送るための助けとなっています。
レクリエーション活動を通じて、一人ひとりがより豊かな人間関係を築き、働く喜びを感じられるようになれるとよいですね。
それでは、また別の記事でお会いしましょう!
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