就労施設での虐待防止委員会研修

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皆さん、こんにちは。

今月は虐待防止委員会が開催されました。

虐待防止委員会には3つの役割がありそれぞれの役割と委員会の内容について皆さんにご紹介したいと思います。

運営規程で定めた「虐待を防止するための措置」として、その具体的な組織としての取り組みとして「虐待防止委員会」の設置を推奨していました。

令和4年度から全ての事業所を対象に必置となっています。

 委員会の最初の部分では、虐待防止のための計画づくりについて話し合いました。

具体的には、職場や施設内での虐待の定義や識別方法、防止策の立案や実施方法について話し合いました。

これには、適切な報告手続きや対応の確立、職員間の連携や教育の重要性などが取り上げられました。

この部分では、実際のケーススタディやグループディスカッションを通じて、計画づくりの具体的な手法や課題について深く考えることができました。

次に、虐待防止のチェックとモニタリングについての話し合いが行われました。

これには、定期的な監査や評価の方法、報告書の作成と共有の手法、問題や課題の特定と改善策の提案などが含まれました。

特に、職場内での実践的なシミュレーションを通じて、チェックとモニタリングのプロセスを体験し、実際の場面での対応に備えられるよう話し合いました。

最後に、虐待や不適切な対応が発生した場合の検証と再発防止策の話し合いが行われました。

これには、事案の調査や分析の方法、関係者とのコミュニケーションの重要性、適切な対応や補償の提供方法などが取り上げられました。

また、予防策の改善についても具体的なアプローチが提案されました。

この部分では、実際のケースを題材にしたディスカッションやグループワークを通じて、虐待や不適切な対応に対する職場全体の取り組みについて考えることができました。

今回の委員会を通じて、就労施設での虐待防止委員会の役割や重要性について深く考えることができました。

今後は、委員会で話し合った内容を実践に活かし、より安全で支援的な職場環境を実現するために努めていきたいと思います。

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