職員研修:感染症対策訓練 – 感染症胃腸炎-

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皆さん、こんにちは!

今月の職員研修では、感染症対策訓練の一環として「感染症胃腸炎」について学びました。

「感染症胃腸炎」は、特に冬場に多く発生するため、私たちの職場でも対策が必要です。

研修で学んだ内容をブログにまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

まずは、感染症胃腸炎の症状や特徴についてです。

症状: 嘔吐 ・下痢 ・腹痛 ・発熱

潜伏期間: 12~48時間

感染経路: 経口感染・糞口感染・飛沫感染・接触感染

代表的なウイルス: ノロウイルス・ロタウイルス・サポウイルスなど

感染症胃腸炎は、ウイルスや細菌が原因で発生し、

特にノロウィルスやロタウィルスが原因の感染症が多く、非常に感染力が強いといわれています。

感染症胃腸炎を予防するための具体的な対策について学びました。

予防には、室内の換気、手洗いの徹底が非常に重要です。

以下の手順でしっかりと手を洗いましょう。

1.まず手を流水で濡らします。

2.適量の石鹸を手につけ、泡立てます。

3.手のひら、手の甲、指の間、指先、爪の間、手首を20秒以上かけてしっかりと洗います。

4.十分な量の流水で石鹸を完全に洗い流します。

5.清潔なタオルやペーパータオルで手を乾かします。

嘔吐物や排泄物が付着した場所や、感染者が触れた場所を消毒することが重要です。

消毒剤は次亜塩素酸ナトリウム(家庭用漂白剤)を使います。濃度は0.1%または0.05%程度が推奨されます。

消毒液の作り方をご紹介します。

消毒液は作り置きはせずに、使用の都度つくります。

嘔吐物などに使用する場合(0.1%濃度)

500mlのペットボトル1本に対し、10mlの次亜塩素酸ナトリウム(キャップ2杯分)

トイレの便座、ドアノブ、手すり、床等に使用する場合(0.05%濃度)

500mlのペットボトル1本に対し、5mlの次亜塩素酸ナトリウム(キャップ1杯分)

嘔吐物や排泄物の処理

使い捨ての手袋を着用し、ペーパータオルや布で汚物を拭き取ります。

汚物はビニール袋に入れ、しっかりと封をして廃棄します。

消毒剤を汚れた部分にかけ、しばらく放置してから拭き取ります。

特に触れることの多い場所を重点的に消毒し、嘔吐物や排泄物が付着した場所や、感染者が触れた場所を消毒することが重要です。

今回の研修を通じて、感染症胃腸炎の対策について深く理解することができました。

特に、職場での迅速な対応が感染拡大を防ぐために重要であることを再確認しました。

今後も、研修で学んだことを活かして、安全で健康的な職場環境を維持していきたいと思います。

皆さんも、日常生活や職場で感染症対策を徹底し、健康に過ごしてくださいね!

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